北海道の道の駅・温泉・グルメ・車中泊旅を発信している
🚐『北海道バンライフ』mioです🚐
北海道では最近朝晩は冷え込み、0度近いことが多いこの頃。
キャンピングカーについている装備で冬に大活躍するのが
FFヒーター(我が家はベバスト)ではないでしょうか?
FFヒーターは、寒くなる前にきちんと作動するか試運転することをお勧めします!
寒くなってから故障では使いたい時に使えなくなるので・・・
我が家では先日、事件が起こりまして。
FFヒーターのマフラーから白煙が出てご近所様に
迷惑をかけてしまいました。
その時の記事もぜひご覧くださいね。
今回、ベバストのマフラーから白煙が出ることについて、
『不完全燃焼が理由だろうな・・・』とは思っていたのでそれほど焦ることはありませんでしたが
知らない人からすると、燃えてしまうのでは?と不安になりますよね。
白煙が出る詳しい理由・ススがつきにくい使い方・長持ちさせる使い方など
改めてしっかり勉強し、皆様にお伝えしたいと思い、
バンテック北海道様と、べバスト北海道営業所に
ベバストの仕組みや使い方などなど伺ってきました!!
キャンピングカーのFFヒーター(ベバスト)とは?
キャンピングカーのFFヒーターって
どんなものワン?
分かりやすく説明するね!!

我が家のキャンピングカーについているべバスト↑
キャンピングカーのFFヒーターとは、
エンジンをかけずに車内を暖められる、
キャンピングカーの暖房設備です。
いろんなメーカーがありますが
我が家のキャンピングカーについている暖房機器はベバスト(Webasto)。
べバストはドイツの暖房機器メーカーで、キャンピングカーで広く採用されています。
一般的な車の暖房とは違い、エンジンを停止したまま使えるため
寒い季節の車中泊には欠かせない存在です。
FFヒーターの主なメリット
キャンピングカーのFFヒーターって
そんなにいいものなの?
すごく便利だよ!
北海道での冬の車中泊旅には
欠かせない設備だと思ってるよ。
FFヒーターのメリットですが、こんなにたくさんあります!!
- エンジンをかけずに使える!
アイドリングする必要がなく、静かな場所でも暖房を使用しやすいです。 - 燃料消費が少ない!
少量の軽油やガソリンで効率よく車内を温めることができるので、経済的です。
目安として、燃料1Lで約8時間位、最高出力では約4時間くらい稼働できると言われています
(使用する機種や運転状況によって変わります) - 電気の消費量が少ない!
制御装置やファンに電気を使いますが、家電の電気ヒーターのように電力だけで熱を作るわけではないため経済的。
(燃料を燃焼させることで熱を作っています) - 車内の暖まりが早い!
温風が噴き出す仕組みになっているので冷えた車内も効率よく暖められます。 - 燃料ガスが車内に入らない構造になっている!
燃料に必要な空気の取り込み・排気は車外で行うため、正しく設置・整備されていれば安全性に配慮された暖房方式。
ただし、雪でマフラー部分が埋まらないように注意すること。
ベバストって便利だワン🦴
北海道のような寒冷地ではとってもありがたい設備で、
冬の車中泊をとっても快適にしてくれるのがFFヒーターです。
ただしFFヒーターも機械なので、正しい使い方と定期的なメンテナンスが必要です。
FFヒーターから白煙が出る理由
FFヒーターのマフラーからなぜ白煙が出るかですが、
燃料がきてはいるけれど、きれいに燃え切っていない時に起こりやすい症状となっていて
理由はいくつかあるので下にまとめます。
FFヒーターのマフラーから白煙が出る主な理由
- バーナーの内部にススやカーボンが溜まっている
- グロープラグの着火力が落ちている
- バーナー部分の燃焼状態が悪い
- 燃料が多く入りすぎている
- バッテリーの電圧が低く始動時に十分加熱できていない
- 燃焼用の吸気・排気が詰まっている
- 何度も着火失敗して未燃焼の燃料が残っている
- 走行中にヒーターを使用している場合に、融雪剤などを吸い込むと
燃焼部に白い融雪剤の固着物が、煤と付着し、発生させる原因となる場合がある - ヒーターの車外に設置されている燃焼の為の吸排気管がつぶれ、錆びて脱落など
燃焼に必要な空気を十分に吸排気出来ない場合も燃焼のバランスを崩すことになる
色んな原因があるワンね!
マフラーから白煙が出続けたり、エラーコードが出ている時は
何度もスイッチをON/OFFにするのはやめた方がいいようです。
理由は、
『着火失敗→燃料だけ入る→再始動する→また燃料が入る』
これを繰り返し、うまく着火できた時にボワっ!!!っと
大量の白煙が出るからです。
調子が悪いなと感じた時は、すぐに使用を中止し
ビルダーまたはキャンピングカーを整備できる専門店へ相談しましょう。
FFヒーターは、どうしても燃焼式なので長年使うと少しずつ
燃焼室やバーナー部分にカーボンがついてしまってそれが増えると
ススが増える→空気と燃料がうまく混ざらない→さらにススが増える
→着火しにくくなる→白煙・黒煙・失火→エラーで停止
こういった流れになりやすいです。
ススが溜まりやすい使い方
ススが溜まりやすい使い方というものがあるそうです。
普段FFヒーターを使っている時どんな使い方をしているか
思い出しながら確認してみてくださいね。
FFヒーターのススが溜まりやすくなってしまう使い方
FFヒーターのススが溜まりやすくなってしまう使い方はいくつかあります。
- 弱運転ばかりを続ける
燃焼温度が低い状態が続くと燃焼室にカーボンが溜まりやすくなります。
定期的に強運転し、しっかり燃焼させるのが大切です。 - 5分・10分と短時間使って消す
ヒーターは、
『着火→燃焼安定→本格運転→停止→冷却運転』という流れで動きます。
短時間でON/OFFを繰り返してしまうと十分に燃焼温度が上がりきらないうちに
終了してしまいやすいためススが溜まりやすくなります。 - 始動中に電源を切る
OFFボタンを押すのはOKです。
しかし、メインスイッチをOFFにしたり
サブバッテリーを遮断したりヒューズを抜いてしまう。
こういう使い方は基本的に避けること。
本来は停止後にもファンを回して冷却する時間があります。 - バッテリーが弱い状態で使用する
グロープラグがちゃんと加熱できていなかったり
ファン回転が不足すると燃焼がうまく立ち上がりません
長持ちさせる使い方
たまにしっかり強く燃焼させること
30分程度しっかり高出力で燃焼させる習慣を作りましょう。
真夏の暑い時期でも月一回は10分〜30分ほど高出力で運転することを
ベバストでも推奨しています。
夏でも暑くしないといけないんだね!!
FFヒーターのオーバーホール(分解清掃)検討のタイミング
FFヒーターは燃焼式の暖房器具のためどうしてもススが溜まっていきます。
ですので定期的にオーバーホール(分解清掃)が必要になってきます。
今回の我が家のキャンピングカーのように白煙が出た時もそうですが
オーバーホール(分解清掃)の検討のタイミングがいくつかあります。
オーバーホール検討のタイミング
- 以前より着火に時間がかかるようになった
- 白煙が増えた
- 変な音がする(以前はしなかった音)
- 『ボッ!ボッ!』と失火ぽい音がする
- 排気が以前より臭い
- 温まり方が以前より弱くなった。
- 最大にしても熱風がぬるい
- エラーが出る
- 途中で勝手に停止する
- 排気口に黒いすすが目立つ
- 冬に使用した時雪に黒いススがついているのが目立つ
- 燃焼音が以前より大きい。または不安定。
- 燃料ポンプのカチカチ音はするのに点火しない。
- 始動時や運転時に白煙が出る。
このような症状が出ていればオーバーホール検討の時期になっています。
時期の目安としては、使い方次第にはなってきますが
数年〜5年前後と言われています。
症状が出てきたらみてもらう価値ありだと思います。
北海道など寒い地域で頻繁に使うのであれば、
年数より燃焼時間を考えて検討するのがいいと思います。
白煙は出てるけど一応動いているから大丈夫・・・とは限らなくて
『前より着火に時間がかかる・白煙が増えた・音が変わった』
そんな症状が出たあたりがオーバーホール検討のタイミング。
オーバーホールにかかった費用・日数
バンテック北海道さんへ相談をしオーバーホールの依頼をしたのが
10月に入ってすぐです。
時期によってはかかる日数の前後があるかもしれません。
オーバーホール前のFFヒーター内部の状態



左画像
熱交換器にススが溜まった状態です。本来はシルバーの金属なのに真っ黒ですね。
真ん中・右画像
バーナー部分ですがススが溜まっているのと焼けがひどかったので部品交換してもらいました.
オーバーホール後のFFヒーターの内部・交換部品



左画像
ススを取って綺麗にしてもらった後です。
真ん中・右画像
今回部品交換してもらったものです。
ほか、ガスケットも新品に交換してもらいました。
費用
今回かかった費用ですが、
- ガスケットセット新品交換
- バーナー新品交換
- オーバーホール工賃
全て合わせて、¥68,145でした。
オーバーホールの工賃だけだとそれほどでもなかったのですが
今回バーナーの新品交換が結構かかりました。
おそらくオーバーホールだけで
部品交換など必要なければ3〜4万円というところが多いと思います。
日数
今回、車両を預けてから2週間で作業が終わり引き取りに行きました。
作業自体は1〜2日でできるそうなのですが、
部品が在庫として置いていない場合取り寄せになるのでその分時間がかかるそうです。
実際に先に車両を預かり、ベバストを外して中の状態を確認して
部品を発注した方が、追加部品などの発注の手間がなくなるので、
可能であれば先に車両を預けてしまった方が
引き渡しまでの時間は短くて済むとのことでした。
状態を確認→必要部品を発注→入荷次第作業→テスト作動→引き渡し
今回は、このような流れになりました。
新品に交換した方が良い基準
FFヒーターの部品は一つ一つが高価なものが多く
数箇所交換が必要な場合、FFヒーターそのものを新品に交換した方がいい場合もあるそうです。
中古車で購入したので全く知りませんでしたが
我が家キャンピングカーに搭載されている
ベバスト Air Top Evo 2000は日本で約20万円ほどする結構高価なものでした。
オーバーホールと交換部品の見積もりで15万円前後かかるようでしたら
新品交換を考えても良いかもしれませんね。
正しい使い方と定期的なメンテナンスで
長持ちさせたいですね!!
まとめ|FFヒーターを長持ちさせて快適な車中泊を!
寒い季節の車中泊に欠かせないFFヒーター。
特に冬の北海道では、FFヒーターは
エンジンをかけずに車内を暖めてくれるとてもありがたい存在です。
そんな便利なFFヒーターですが、使い方やメンテナンスによっては
ススやカーボンが蓄積し、燃焼不良や故障につながることがあります。
今回、私のキャンピングカーに搭載されているベバストのFFヒーターから白煙が発生し、
バンテック北海道さんでオーバーホールをお願いすることになりました。
実際にトラブルを経験してみて改めて感じたのは、
「壊れて使えなくなってしまってから修理する」のではなく
「できるだけ故障させない使い方を心がけること」が大切だということです。
普段から正しい使い方を意識し、
定期的な点検やメンテナンスを行うことで
故障のリスクを減らし、長く快適に使い続けることにつながります。
また、予定していた旅を急遽、諦めることもしなくて良くなります。
いつもと違う音や臭い、白煙などの異常が見られた場合は
無理に使用を続けず、早めに専門業者へ相談することが大切です。
FFヒーターは決して安い設備ではありませんし、修理にも費用や時間もかかります。
だからこそ、日頃から大切に使っていきたいですね。
今回の私の経験が、同じようなトラブルで困っている方や
これからキャンピングカーを購入し
初めてFFヒーターを使う方の参考になれば幸いです。
これからもFFヒーターを上手に活用しながら
寒い季節も暖かく、安心して北海道の車中泊旅を楽しんでいきたいと思います!
急遽作業をしてくださったバンテック北海道様、
ベバストの白煙が出る理由など教えてくださった
ベバスト北海道営業所ご担当者様に感謝申し上げます。
