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北海道上川地方の北部に位置する美深町

町の中央には北海道で2番目に長い天塩川が流れていて
周囲は山々が広がる、自然いっぱいの町です。
美深町には、キャンプやアウトドアを楽しめる『びふかアイランド』や
無料で見学できるチョウザメの水族館『チョウザメ館』や
標高1,129m。山頂付近まで林道で行けることで知られる絶景スポットの『函岳』
名水『仁宇布の冷水』や『十六滝』、『びふか温泉』など様々な観光スポットがありますが
ずっと行ってみたかった『トロッコ王国美深』へついに行ってきました!!
今回訪れた、
旧国鉄・美幸線の廃線跡を利用した『トロッコ王国美深』。
かつては実際に列車が走っていた線路の上を、
自分でエンジン付きのトロッコを運転して走ることができる
ちょっと珍しい観光スポットです。
この記事では、トロッコ王国美深の料金や所要時間、犬連れで利用できるのか、
そして「日本一の赤字線」と呼ばれた美幸線の歴史まで詳しく紹介します。
この記事を読んでわかること
- トロッコ王国美深 基本情報
- 旧国鉄美幸線とは?
- 料金
- 受付場所と運航時間
- コタンコロカムイ駅には何がある?
- 旧駅舎の様子
- トロッコに乗る際の注意事項
- 子供も運転できる?
- 所要時間
- ペットも一緒にトロッコに乗れるか
トロッコ王国美深 基本情報
トロッコに実際に乗ってみました

旧国鉄 美幸線とは
美幸線(びこう線)とは旧国鉄の路線で、
1964年 10月5日に開業し、1985年 9月17日に廃止されました。
実際に営業していたのは、美深駅〜仁宇布(にうぷ)駅の21.2km。
途中に「東美深駅」と「辺渓(ぺんけ)駅」があったようで全部で4駅の路線でした。
美幸線は日本一の赤字の路線だったとして有名です。
赤字といっても赤字学が一位なわけではなく
100円の収入を得るために必要な経費を示す『営業係数』が全国ワースト1位だったそうです。
廃止直前の1984年度は、その100円の収入を得るための経費がなんと4,731円で、
全国ワースト1位になっていたそうです。
廃止までに営業係数ワースト1位を6回記録したそうです・・・
北海道の鉄道は今でも
人口減少や車中心の移動、長距離・低密度の路線網、除雪コストも重なって
多くの線区で赤字を抱えています。
そして少し面白いのがどうして美幸線というのかな?と思って調べてみた所・・・
本当は美深〜仁宇布までではなく、道北を内陸からオホーツク海側へ抜け
北見枝幸駅まで結ぶ予定だったそうで工事もかなり進んでいたそうです。
ところが結局開業することなく計画は終了してしまったそう。
美深の『美』と枝幸の『幸』ということですね。

こちらの受付用の駅舎『コタンコロカムイ駅』にて受付をします。
ちなみにコタンコロカムイとはアイヌ語で
村(コタン)を守る神(コロカムイ=シマフクロウ)という意味があるようです。
このコタンコロカムイ駅の中には受付と食事や軽食がとれるスペースになっています。

トロッコは9:00〜 次が10:00〜・・・と
一時間おきの運航となっています。

出発の15分前には外の出発案内所へ集合するよう説明があります。
集合時間まで少し時間があったのでコタンコロカムイ駅でアイスをいただき
旧駅舎を見学してみました。

こちらが実際に使われていた駅舎


昔懐かしい駅といった感じ。
私が幼少期に住んでいた青森県の駅もこんな感じでした!
懐かしい〜!!


当時使われていた車両でしょうか?

向かい合わせの席が懐かしい。寝台列車になっていました。
そうこうしているうちに出発の時間が近づいてきたので
出発案内所へ。
注意事項

出発前に注意事項の説明があります。

旧国鉄の美幸線の廃線の跡を片道5km往復10kmを
30〜40分かけて戻ってきます。
エンジンがついていて自分で運転します。
運転する人は車の運転免許を持っている人のみになります。
残念ながらお子さんは運転できませんのでご注意ください。
振動が激しいので妊婦さんはご注意。
スマホやカメラ、車の鍵など振動で落とさないようにとの事。
落としてしまうとまず見つからないそうです!!
途中、踏切が6箇所あります。
道路が優先になるので必ず一時停止をし、
車が来たら車が優先になります。
6箇所ある踏切のうち1箇所はたまに車が通ることがあるようですが
他5箇所は農道や林道になっていてほとんど通りません。
でも、絶対ではないので必ず速度を落とし停止できるようにしてくださいとのことでした。
梁橋が途中あるのですがガードレールなどはないのでゆっくり走行するように。
時速約25キロのスピードが出ます。
最後折り返し地点ですが急カーブになっていて
スピードを出しすぎると脱線してしまうことがあるそうです。要注意!!
折り返し地点に全車両が到着するまで出発できないので
あまり間隔を空けすぎないようにとの事でした

ここがスタート地点になります。

水色のトロッコに乗って出発です!

横からクマでも出てきそうな感じ笑

梁橋。本当にガードレールがないので落ちないか心配!
川はとても水が綺麗でしたよ〜
結構なスピードが出ます!ガタンガタンお尻に響き渡る!
途中日陰に入るとトロッコのスピードのあるので
すごく寒かったので上着一枚あるといいと思います。

こちらが折り返し地点。
スピード注意な場所です!ドキドキ!

もう一台のトロッコも到着し、来た道を折り返します!
往復で約30〜40分なのでこの場所に20分くらいで着けばいいと言う事ですね!
子供も運転できるの?
このトロッコ、一台に4人乗れるスペースがあります。
トロッコの運転は運転免許を持っている人限定になります。
ATでもMTでもどちらでも大丈夫!
アクセルとブレーキだけの操作なので簡単ですが
エンジンがついているものなので子供は運転できません。
ペットも一緒に乗車できる?
ペットも一緒にトロッコに乗車することができます!
音の大きさや振動にペットがびっくりしてしまう可能性もなくはないと思うので
しっかりとリードをつけ抱き抱えて乗車した方が良さそうです。
大型犬もおとなしくお座りできる子でしたら乗れそうです!
駐車場情報

駐車場は約50台駐車可能です。
| 車種 | 停めやすさ | コメント |
| バンコン | ◎ | 余裕あり |
| キャブコン | ◎ | 余裕あり |
| バスコン | ◎ | 余裕あり |
| トレーラー | ◎ | 余裕あり |
駐車場ですがとても広いので停めやすさに余裕はあると思います。
トロッコ乗車にかかる所要時間
トロッコ乗車自体にかかる時間は約一時間ですが、
その前に受付や旧駅舎の見学などを入れると
一時間半から二時間あればゆっくり回れると思います。
空きがあれば2回乗車もできるそうですよ!
周辺情報
道の駅
飲食店
観光地
持って行くと便利なもの
帽子のクリップや上に羽織るものが一枚あると便利だと思います。
走行中、お尻が結構痛くなるので
アウトドア用の座布団なんかもあるといいかも!
美深トロッコ王国 まとめ
かつて旧国鉄・美幸線として実際に列車が走っていた線路を、
自分でトロッコを運転しながら走ることができる「トロッコ王国美深」。
“日本一の赤字線”と呼ばれた美幸線は1985年に廃止されてしまいましたが、
その線路は、現在では美深町を代表する観光スポットとして利用されています。
実際の廃線跡を走るトロッコは、普通の観光施設ではなかなか味わえない特別な体験。
ワンコと一緒に楽しめるのもうれしいポイントです!!
周辺には、函岳や松山湿原、仁宇布の冷水など、
美深の雄大な自然を感じられるスポットがたくさんあります。
美深町を訪れた際は、北海道の鉄道の歴史を感じながら、
自然の中を駆け抜けるトロッコ体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。